ニキビ痕
ニキビ痕には、凹み、赤みや色素沈着、肥厚性瘢痕やケロイドになってしまったものなどに分けられ、混在することも多いです。
ニキビの炎症の強さや、受ける肌質の違いによって、痕の残り方は変わってきます。
治療によってすぐに改善させるのは難しいですが、少しずつ目立ちにくくしていくことが出来ます。
そして、何より最も大切なことは新しいニキビを作らないようにすること、できても早期に治療することが、ニキビ痕を増やさないことにつながります。
凹み
炎症の強いニキビによって、周囲の組織破壊がおこったため生じるニキビ痕です。
修復ができなかったため凹みとして痕が残ったものです。おすすめ施術
- CO2(炭酸ガス)レーザー/フラクショナルレーザー(AcuPulse)
- サリチル酸ポリオール
- マッサージピール
- ミラノリピール
- スネコス(SUNEKOS ®Performa)
- プロファイロ(PROFHILO®)
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赤み、色素沈着
赤みは、炎症が残存していることもありますが、時間経過とともに改善していくことがほとんどです。
炎症をとってあげることで、時間任せより早く消すことが可能です。炎症が長引くと茶色い色素沈着のように変化することもあります。
色素沈着になってしまった場合には、茶色く見えているメラニンに対する治療が必要です。おすすめ施術
- フォトフェイシャル(Stellar M22)
- メソナJ
- サリチル酸ポリオール
- ミラノリピール
- マッサージピール
おすすめ内服薬
- トラネキサム酸
- シナール
- ハイチオール
- ビフロキシン
- ユベラ
おすすめ化粧品
- GAUDI SKIN
- ZO SKIN HEALTH
- NAVISION DR
- plus RESTORE
- レチノイン酸クリーム
- ハイドロキノン5%
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肥厚性瘢痕・ケロイド
皮膚の深いところにできた炎症の強いニキビによって、周囲の組織破壊が起こり、修復が過剰になってしまったためにできたしこりです。
ニキビだった部分にのみある場合は肥厚性瘢痕といい、その範囲を超えて広がり痒みや痛みを伴う場合にはケロイドといいます。
ケロイドは体質からきている方もいます。おすすめ施術
- ケナコルト注射
- CO2(炭酸ガス)レーザー/フラクショナルレーザー(AcuPulse)