しみには、様々な種類があります。
学童期よりある細かいしみは雀卵斑(そばかす)、20代前後からでてくる後天性真皮メラノサイトーシス、30代から目立つ老人性色素斑(いわゆる一般的なしみ)、老人性色素斑が盛り上がってざらざらする脂漏性角化症、30代後半からでてくる肝斑、肝斑は妊娠出産をきっかけにでてくることもあります。
このようにたくさんの種類があり、さらにこれらのしみが複数混在していることもあります。種類によって治療が異なるため、まずはしっかりと診断をすることが大切です。

しみ
老人性色素斑といいます。
紫外線を浴びることによりご年齢とともに出てくる一般的なしみです。メラニン色素が肌に過剰に沈着したもので、大小さまざまな形をしており、無治療の場合は境界がはっきりし、茶褐色をしています。
平坦なしみが、盛り上がり、ざらざらしたものは脂漏性角化症といいます。
当院ではフォトフェイシャル(Stellar M22)が中心の治療になります。1回で取りきるのは難しいですが、ダウンタイムもほぼなく、お仕事をされながらの治療も可能になってきます。脂漏性角化症の場合は、CO2(炭酸ガス)レーザーを使います。おすすめ施術
- フォトフェイシャル(Stellar M22)
- CO2(炭酸ガス)レーザー
- マッサージピール
- ミラノリピール
- メソナJ
老人性色素斑、
フォトフェイシャルStellar M22- 治療前

- 1回施術 3週間後

老人性色素斑・一部脂漏性角化症、
CO2レーザー(AcuPulse™)- 治療前

- 治療直後

- 6日後
辺縁から赤みが
とれてきている状態

そばかす
雀卵斑といいます。
小さく細かいしみが左右対称に多発します。学童期から出現し始め、紫外線の影響で増え、濃くなります。
主に頬から鼻にかけて細かく多発する傾向がありますが、眼瞼や口の周りにまで出る方もいます。
一旦きれいにしても紫外線対策を怠るとまたすぐに再発する傾向があります。おすすめ施術
- フォトフェイシャル(Stellar M22)

肝斑
摩擦、ホルモン、ストレス、紫外線などで30代以降に出現します。
摩擦を受けやすい部位に左右対称性に出現することが多いです。
妊娠や出産で発生し悪化することが知られています。
境界は不鮮明で指で追えないぼんやりとしたしみです。レーザーは適応がありません。
まずは、紫外線対策と、摩擦を起こさない・こすらないよう気を付けます。そして、治療はトラネキサム酸やビタミンCの内服、ハイドロキノンやレチノイン酸等の外用治療を基本とします。おすすめ施術
- メソナJ
- ミラノリピール
- マッサージピール
- フォトフェイシャル(Stellar M22)
おすすめ化粧品
- GAUDISKIN
- ZO SKIN HEALTH
- レチノイン酸クリーム0.1%
- ハイドロキノン5%
- トラネキサム酸5%ローション
- トラネキサム酸5%クリーム
- NAVISION DR
- plus RESTORE
ハイドロキノンとは・・・
ハイドロキノンとは、しみなどメラニンが沈着することによって起こる色素性病変に対して効果のある美白クリームです。
しみの元になるメラニンは、紫外線を浴びて皮膚の細胞がDNA損傷を受けることから防御するために産生されるものです。通常、産生されたメラニンはターンオーバーによって排出されますが、過剰に産生されたり、肌のターンオーバーが滞っていると代謝されずに皮膚に沈着するようになります。それがしみです。
ハイドロキノンは、そのメラニンの生成を抑える作用があります。
クリニックで購入できるハイドロキノンは、一般的な化粧品には含有できない濃度で処方が可能です。一部の方には、赤みや白斑、黒ずみが出る方もいるため、医師の指導のもと定期的な受診で使用することが推奨されています。
効果は3か月ほどで実感できることが多いです。その後も、ある程度継続が望ましいです。ハイドロキノンのみでしみが消えてしまう方もいらっしゃいますが、効果は個人差があります。
レチノイン酸クリームと併用するとより高い効果を期待できます。
〈当院販売価格〉
ハイドロキノン5% 15g 2,000円
〈効果〉
①老人性色素斑、雀卵斑(そばかす)、肝斑
②レーザー照射後の炎症後色素沈着
レチノイン酸クリームとは・・・
レチノイン酸(トレチノイン)はビタミンAの誘導体であり、難治性のニキビ治療として米国で認可されたのち、しみやしわなどの紫外線による皮膚の老化にも効果が認められ、皮膚の若返り治療薬として使用されています。
レチノイン酸は皮膚表面の角質を剥がしターンオーバーを促進し、メラニンを外に排出することでしみを改善します。また、剥がす(ピーリング作用)ことと皮脂の分泌を抑えることでニキビを改善します。
現在、化粧品としてレチノール(酢酸レチノール、パルミチン酸レチノールなど)を含有するものも市販されておりますが、レチノールはレチノイン酸(トレチノイン)の約100分の1の生理活性しかないといわれ、効果はレチノイン酸と比較するととても弱いです。
〈当院販売価格〉
レチノイン酸クリーム0.1% 15g 2,000円
〈効果〉
①老人性色素斑、雀卵斑(そばかす)、肝斑
②レーザー照射後の炎症後色素沈着
③ニキビ
おすすめ内服薬
- トラネキサム酸
- シナール
- ハイチオール
- ユベラ



